社員インタビューINTERVIEW

管理職対談 若い人に期待すること 資材課長 大野 了
製造課長 石倉 孝雄

日エルの仕事を簡潔に説明すると・・・

事務系
内部監査室 企業倫理・業務適正化・効率化などに関するチェック
企画業務部 経営企画・LNG業務受託など
総務部 人事・労務・厚生・管財・安全など
経理部 決算・会計・税務・物品購買など
    
技術系
技術訓練室 技術系社員教育および技術継承業務
技術部 基地設備の保守・保全
オペレーション統括部 LNG基地の運転・管理およびLNG船荷役業務

製造課長 石倉 孝雄

若手社員の教育

石倉課長

技術系では、基地設備の理解が仕事の基礎となることから、近年はまず製造部に配属され、4~12月の間を研修期間として、基地の運転業務を通じ設備全般について教育を行い、年の明けた1月から運転員として交替勤務に従事することでさらに理解を深めていくようにしています。

大野課長

事務系の仕事は、部署や担務によって異なることもあり、まずはやってみて覚える、OJT(On-The-Job Training:実際の職務現場において、業務を通して行う教育訓練)が中心になります。また、各種業務に関連する外部教育機関による研修や通信教育など、本人希望の自己啓発の機会も充実しています。

資材課長 大野 了

必要とされる資格・知識・知見

石倉課長

ガス事業法が2017年に改正されたことにより、当社はガス事業法に準拠し運営することに変わりましたので、ガス主任技術者の資格はぜひチャレンジしてほしいです。従来の高圧ガス製造保安責任者の資格は必要なくなりましたが、当社事業を知る上で有益な資格です。ほかには危険物取扱者乙種4類、エネルギー管理士、公害防止管理者、第2種電気主任技術者などは基地運営上必要な資格であり、会社で取得を奨励しています。特に39歳以下の社員が取得すると、祝金贈呈金額が増額(5割増し)されるなど、若手の自己啓発を支援する制度があります。

大野課長

事務系でも、衛生管理者や簿記、秘書検定など、必須ではありませんが、取得していると仕事の上で役に立つ資格はいくつかあります。資格取得も自己啓発としてよいですが、事務系は文章能力が問われることが多々ありますので、普段から新聞や本を読むといいと思います。文書を作成するときも、必要事項を押さえつつ、簡潔に作成できる人は、その仕事をきちんと理解しているのだと思います。

若手社員に期待したいこと

大野課長

一見、仕事に直結していないように思われるかもしれませんが、「人生を楽しめる人」、仕事一辺倒ではなく、趣味を大事にする人であって欲しいですね。視野や人脈が拡がるし、趣味を通じた経験は仕事にも役立つものです。それに、趣味の時間を作りだすことができる人は、時間を有効に使うことを意識しているため、仕事も効率的に行える人が多いと思います。

石倉課長

自分で考えて行動できる人であってほしいですね。自分で課題を見つけて、問題解決に取り組んで行ってほしいと思っています。当然その過程では、同僚や上司などの協力も必要になってきます。独りよがりにならず周りとの合意形成に長けた協調性のある社員になってほしいです。決して、指示待ち社員にだけはならないでほしいと願っています。

大野課長

気概や根性って、やはり心構えとして大切です。難しいと思われる業務でも、まずはやってやろうというガッツです。

石倉課長

自分が学校で学んできたことの延長線上で仕事を求めるとなると、当社はなかなか選択しづらいかもしれないですね。メーカーのようなモノづくりの会社ではないから。しかし、人の暮らしを支える公共性のある会社ですので、エネルギーやライフラインに興味のある方にとっては、いい会社だと思います。そして、基地の運転を通じ、学校で学んだ技術を活かす場面は多くあると思います。

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